成田山からのお知らせ
◇皆様からお問い合わせの多い当山御宝前結婚式についてご紹介いたします。
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◇祝 市川海老蔵丈ご結婚
去る7月9日成田山祇園会開催中の当山に成田屋11代目市川海老蔵丈ご夫妻が
御本尊不動明王にご結婚奉告のため参詣され成田屋市川宗家と成田山祇園会、
ともに遥か300有余年の時を越えて、当山境内に「江戸元禄絵巻」が再現されました。
当日お忙しい中をお祝いに駆けつけてくださいましたご参詣の皆さま、また各メディア
を通してお祝いくださいました皆さまへ衷心より厚く御礼申し上げます。
◇御本尊不動明王出開帳 御宝前にて市川海老蔵丈ご夫妻結婚式奉修
去る7月29日都内にて、当山御本尊不動明王の御分霊を勧請し結婚式を奉修いたしました。

◇市川海老蔵丈ご夫妻 結婚奉告参詣
7月9日市川海老蔵丈と麻央さんお揃いで、300有余年の歴史ある成田山祇園会に合わせご参詣され、
御本尊不動明王にご結婚を奉告、家内安全の御護摩祈祷を修行され、併せて開運招福を祈願いたしました。

成田商工会議所女性会の踊りによる歓迎式

大本堂前にて御礼のご挨拶をする海老蔵丈ご夫妻

御祈願された御護摩札(願意:家内安全)

皆様も是非、御護摩にご参詣いただき御護摩札をお受け下さい。
海老蔵丈ご夫妻より奉納されました開運招福大絵馬

大本堂正面右側に奉納
ご参詣の皆様も開運招福絵馬をお受け下さい。

お二人にお授けいたしました開運御守

◎開運招福絵馬、開運御守は境内各御守受場にてお授けいたします。ご参詣いただきお受け下さい。
◇成田山と成田屋市川宗家のご縁
歌舞伎の名門、成田屋市川宗家は、江戸元禄のころより三百有余年にわたって、成田山の御本尊
不動明王を篤く信仰してきました。その起源となるのが初代團十郎のご霊験です。
子に恵まれなかった初代團十郎が、成田山に参詣し跡継ぎの誕生を祈願したところ、後の二代目を
授かりました。二代目は、こうしたご霊験から「不動の申し子」といわれ、十歳の初舞台で不動明王を演じ、
團十郎襲名の折には成田山で断食修行をするなど、お不動さまに深く帰依しました。
以後、代々の團十郎は、お不動さまを信仰し、特に七代目團十郎は信心篤く、額堂(絵馬を掲げるお堂)
を寄進し、自ら「せったい所」の看板を掲げて参詣者に湯茶を接待しました。
また、代々の團十郎は、襲名や大きな興行の折々に成田山のお不動さまへ、芸道上達や心願成就を
祈願しています。

七代目團十郎石像(額堂)

大鏡
初代と二代目團十郎が1703年(元禄16年)に奉納した大鏡。
二代目は初代がお不動さまに子授けの祈願をして、その御利益で生まれたことから、「不動の申し子」と呼ばれた

暫
(成田山平和大塔)
成田山平和大塔1階の霊光殿にて企画展「成田山の絵馬」を開催しております。
◇十一代目海老蔵を襲名 参籠修行と襲名奉告参詣
海老蔵丈も「十一代目海老蔵」の名跡を襲名するにあたり、幾度の修行に臨みました。
2002年(平成14年)、成田山の青年僧と共に大峰山入峰修行をおこないました。
大峰山入峰修行とは、奈良県吉野から三重県熊野にかけて連なる大峰山脈に登り、数々の行場で修行する
ことを言います。「懺悔懺悔六根清浄」と唱えながら山道をひたすら登り、奇岩連なる行場を命綱なしで挑む過酷
な修行です。
また、2004年3月には成田山に参籠して水行、108回の礼拝、諸堂巡拝をしました。
指導にあたった当山教学課の松岡僧都は「海老蔵丈は、修行に対してとても前向きで、決して妥協することがあり
ませんでした」と当時を振り返ります。
同年4月、海老蔵襲名を目前に控えた新之助丈(当時)は、再び成田山を参詣し御本尊さまに襲名の奉告と披露
興行の成功を祈願しました。
翌5月、歌舞伎座で海老蔵襲名披露大歌舞伎が幕を上げ、十一代目市川海老蔵誕生と共に、團十郎・海老蔵
の150年ぶりの競演も実現。二カ月にわたる興行を無事成し遂げました。
この襲名披露出演中に、急性白血病で入院した十二代目團十郎丈も、同年9月には退院するまでに回復し、
12月には不動明王のご加護に感謝し御礼参詣をしました。

襲名披露お練り
◇開基1070年記念歌舞伎 『雷神不動北山櫻』の上演
2008年1月、新橋演舞場で、市川海老蔵丈主演による成田山開基1070年記念歌舞伎『雷神不動北山櫻』が
上演されました。
この記念歌舞伎には海老蔵丈のたっての願いにより、成田山から御本尊不動明王御分霊が新橋演舞場に
出開帳され、舞台の安全と成功を祈願。また、演舞場に訪れた多くの方々も参詣して、成田山のお不動さまとの
ご縁を深める機会となりました。
『雷神不動北山櫻』は二代目團十郎が初演した通し狂言です。注目されたのは大詰めに海老蔵丈が演じる
不動明王の威厳に満ちたお姿でした。
この年の4月から奉修された成田山開基1070年記念祭では、團十郎丈と海老蔵丈が、表参道をお練りし、
大本堂前特設舞台で、お二人による『連獅子』が奉納されました。

新橋演舞場出開帳
◇108回の公演を通じてお不動さまに誓う決意
海老蔵丈は、『雷神不動北山櫻』で新橋演舞場の初演39回をはじめ、御園座35回、博多座34回と通算
108回不動明王を演じました。
海老蔵丈は、智光1月号に掲載した新春特別インタビューでは「不動明王を演じるというのは、やはり特別
なことで役者冥利に尽きます。新之助の頃(1992年)の『成田山分身不動』で不動明王を演じた時とは異なり、
『雷神不動北山櫻』では本当にいろいろなことを考えました。でも、結局は何も余計なことを考えずに、お不動
さまが羂索と利剣で示されているように、己が中の煩悩を断ち切るところからスタートしなければと思うようになり
ました。全くの偶然ですが『雷神不動北山櫻』の108回公演は煩悩の数と同じで、これは108のうち1つでも
煩悩を断ち切ることを勉強しなさいということではないかと考えています」と、不動明王を演じれば演じるほど、
迷いがそぎ落とされていく心境を語っています。
さらに「余計なものを捨てる分、何をやっても満ち足りない、奥深くて楽しいものだから芝居意欲も増していく
のだろうと思います」と、その後の歌舞伎十八番復興と新作歌舞伎挑戦への意欲を語りました。
◇お不動さまのお導き 麻央夫人との出会い
海老蔵丈と麻央夫人との出会いは昨年の歌舞伎十八番『七つ面』の復活公演がきっかけでした。
成田山の御護摩札を舞台におまつりし、お不動さまのご加護のもと上演された『七つ面』がきっかけと
なって、麻央夫人と結ばれたことは、まさにお不動さまのお引き合わせであります。
お二人の新たな門出にお不動さまの大いなるご加護あらんことを皆さまと共にお祈りいたしましょう。



