旬をお届け 今月の成田山 ひとこと説法「今月のひとこと説法」
江戸出開帳

今月のひとこと説法

2月15日はお釈迦さまが80年の生涯を閉じ涅槃に入られた日です。成田山では、この日をお釈迦さまの遺徳を偲び報恩感謝の気持ちをあらわす日として法要を執り行います。

お釈迦さまは嘆き悲しむ弟子に対して最後の説法として「自らを灯明とし、法を灯明として生きなさい」と説かれました。自らの心と向き合い、お釈迦さまの教えを道標にして仏道修行に励みなさいということです。
そもそも「涅槃」という意味は、「吹き消す」という状態を示します。焚き火が燃えつきたように、全ての煩悩の炎が消え、心の波立ちがおさまり安らいだ状態です。私たちの心には数多くの煩悩がありますが、それは心の迷いや執着から生まれるものです。具体的にいえば、愛情や好・悪、浄・不浄など偏った思いがそれにあたります。
涅槃会にあたり、今一度、自分の心を見つめ直し、お釈迦さまの教えに触れる機会を得てください。
(2017年2月1日)

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