旬をお届け 今月の成田山 ひとこと説法「今月のひとこと説法」
江戸出開帳

今月のひとこと説法

春夏秋冬。春は四季の最初にあたります。花は咲き誇り、人々の出会いと旅立ちを、うららかに見守ってくれています。春は始まりの季節です。
「花は香り、月はおぼろに霞む春の夜は、趣が深く、その一時は千金にも値する」(蘇軾『春夜』より)。
自然のうつろいは一瞬も休むことなく、生成流転をくり返します。時にはその優しさにつつまれて、大いなる恵みを享受します。時にはその脅威に恐れおののき、畏敬の念を以て崇め奉ります。
科学の進歩により人々は多くのことを手に入れました。しかし、いまだ自然の摂理には争いようがありません。私達もまた自然の一員であり、その理から逃れられない存在であるといえましょう。
だからこそ、お不動様のご加護のもと、この一瞬一瞬を大切に、精いっぱい生きていきたいものです。

春宵の此の一刻を惜むべし 高浜虚子

(2018年4月1日)

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