成田山公園
のご案内
広大な敷地で四季折々の自然
お不動さまの御庭で心安らぐ
成田山の境内には、東京ドーム約3.5個分 (16万5000m²)にも及ぶ広大な公園が整備されています。公園は仏教の生きとし生けるものすべての生命を尊ぶという思想が組み入れられ、不殺生を表す尊い生命をはぐくむ場となっております。また、公園内各所には松尾芭蕉や高浜虚子など著名な文人たちの句碑があり、先人の足跡を感じることができます。
成田山公園では、梅・桜・藤・菊・紅葉など四季折々の姿をご覧いただけます。見ごろ時期になりましたら、その情報をトップページの「開花情報」にてお知らせします。
成田山公園
のご案内
ご参詣者のために自然豊かな公園を整備
成田山を訪れたら、ぜひ散策したい見どころ満載のお不動さまの御庭。
平和の大塔の直下に広がる西洋庭園には、様々な花が植えられ、ご参詣者の皆さまを楽しませております。中央の噴水を囲んで、ベンチを設置しており、皆さまの憩いの場となっています。
光明堂の近く、清滝権現堂の脇にある階段を降りると、大きな岩に囲まれた雄飛の滝が見えてきます。木立の中で滝が水面を打つ音を聞きながら、心安らぐひと時をお楽しみください。
文殊、竜樹、竜智と呼ばれる3つの池は、放生(ほうじょう)の場として、その造りに生きとし生けるものすべての生命を尊ぶという仏教思想が組み込まれています。池には、多くの鯉が放され、他にも色々な生き物が暮らしています。
3つの池の一つ、竜智の池にある浮御堂は、公園に来られる方の憩いの場となっています。子どもたちが浮御堂から手を叩くと、池の鯉が集まってきます。
成田山公園では春には梅まつり、秋には紅葉まつりと四季を楽しむイベントを行っています。梅まつりでは、屋外で茶を楽しむ野点(のだて)が、梅林をのぞむ特設会場で行われ、どなたでも無料でご参加いただけます。
秋に行う紅葉まつりでは、園内の茶室「赤松庵」での茶会が開かれます。どなたでも無料でご参加いただけますので、鮮やかに色づく紅葉を愛でながらの茶をお楽しみください。
成田山
書道美術館
池のほとりにたたずむ書の総合美術館
優れた書の作品や資料を数多く収蔵
大本堂の後方に位置する成田山書道美術館
企画展を中心に年に7回ほどの展覧会を開催しており、展示に合わせたイベントも行っています。
高さ13メートルに及ぶ常設展示「紀泰山銘」の拓本は玄宗皇帝の親筆と伝えられ、スケールの大きさを体感できます。 伝統的な寺院建築を現代的にアレンジした美術館のたたずまいもぜひご覧ください。
四半世紀を経て充実したコレクション
江戸時代から現代の日本の書作品を中心に、天平時代から鎌倉時代までの古筆や古写経、 中国の多様な拓本類など6000点を超えるコレクションを収蔵しています。 書家の作品だけでなく、歴史に名を残した偉人の書跡や資料なども多数含まれています。
ご利用案内
開館時間
午前9時~午後4時(入館は3:30まで)
休館日
月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日休館)
また展示替期間は休館となります。
入館料
大人500円(※350円) 高・大学生300円(※200円) 小・中学生 無料 ※カッコ内は団体料金
成田山書道美術館の脇に、水琴窟と呼ばれる場所があります。名琴のような澄んだ音が聞こえるという不思議な水琴窟は、設置した大瓶の中に水滴が落ちる音を反響させる日本庭園装飾の技の一つ。ご参詣の合間に、ぜひ一度耳を傾けてみてください。